瑞典决定申请加入北约
A.日语新闻中文版
瑞典政府5月16日召开临时内阁会议决定,申请加入北约。理由是俄罗斯军事入侵乌克兰后,安全环境发生了根本性变化,加入北约是维护安全的最佳选择。瑞典首相安德松说,打算与邻国芬兰一道,于近期提交申请。
对此决定,首都斯德哥尔摩的市民褒贬不一。有人表示欢迎,也有人担心此举或在欧洲加剧对立。
欧洲安全政策专家、瑞典国际问题研究所的古妮拉·赫罗尔夫指出:“长达年的军事不结盟是瑞典的身份认同,申请加盟北约是一个重大的决断。”
她还就瑞典与芬兰一道申请加盟一事说:“瑞典如果不加盟,就会被胁迫与俄罗斯协调步调。芬兰只有在实现加盟之前的艰难时期与瑞典并肩行动才是明智之举。”鉴于俄罗斯对申请加盟北约的动向正在加强反弹,赫罗尔夫强调,今后瑞典和芬兰有必要携起手来,一同协同应对。
B.日语新闻简易版
スウェーデン「フィンランドと一緒にNATOに入る」
スウェーデンは16日、NATOに入るための申し込みをすることを決めました。スウェーデンの政府は「ロシアがウクライナを攻撃しています。安全を守るためには、NATOに入ることがいちばんいいと思います」と言いました。そして、隣の国のフィンランドと一緒に、NATOに入るための申し込みをする予定だと言いました。
スウェーデンの市民は「今まで年、戦争や軍と関係がある同盟に入っていませんでした。しかし、今の状況では正しいことだと思います」などと言って、賛成しています。しかし、「政治家はもっと市民の意見を聞いてから決めてほしかったです」という人もいます。
ロシアは、スウェーデンが決めたことについて「私たちの国を危険にするものは、なくさなければなりません」と言っています。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
スウェーデンNATO加盟申請決定“近くフィンランドとともに”
ロシアによるウクライナへの侵攻を受け、北欧のスウェーデンはNATO=北大西洋条約機構への加盟を申請することを決定しました。
市民からは、決定を歓迎する声がある一方で、ヨーロッパでの対立を加速させかねないとして、懸念する声も出ています。
スウェーデン政府は16日、臨時の閣議を開き、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻によって安全保障の環境は根本的に変わり、安全を守るにはNATOへの加盟が最善の道だとして加盟を申請することを決めました。
アンデション首相は「スウェーデンの安全保障が強化されるだけでなく、NATO全体の安全保障にも寄与できる」などと述べ、隣国フィンランドとともに、近く申請を行う計画だと説明しました。
首都ストックホルムの市民からは「今の状況を考えると、正しい道だ。去年だったらNATOへの加盟は必要ないと思っていたが、状況は変わった」とか「長年、NATOへの加盟を支持してきたが、年にわたってこうした同盟には加わってこなかったので本当に特別なことだ」などと、決定を歓迎する声が聞かれました。
一方で「スウェーデンのNATO加盟は、ヨーロッパでの対立を加速させかねない。政治家はもっと市民の声を聞くべきで、拙速な判断だ」と懸念する声もありました。
ヨーロッパの安全保障政策が専門のスウェーデン国際問題研究所のグニラヘロルフ氏は「年にわたる軍事的な中立は、スウェーデンにとってのアイデンティティーで、大きな決断だった」と指摘しました。
そのうえで、フィンランドとともに加盟申請を行うことについて「スウェーデンが加盟しなければ、ロシア側の都合にあわせ行動するよう迫られるだろう。フィンランドは、加盟が実現するまでの難しい期間をスウェーデンとともに行動することが賢明だ」と述べ、加盟申請の動きにロシアが反発を強めていることを念頭に、両国が今後、足並みをそろえて対応していく必要性を強調しました。
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